2014/08/29

いつも自分の中にはなかった色合わせを教えてくれる存在 ~地下の物語~








前に一度すれ違ったときに声を掛けそびれた愛知に住んでいる女の子
そのときは水色のトップスに茶色のオーバーオール
斬新な色合わせに目がいき、今でも鮮明にその瞬間を覚えている

茶色いキャスケット、赤いベスト、紫のバンダナ柄のパンツに水色の迷彩の靴
あまり女の子が使わないようなアイテムを女の子らしく着こなし
そして相変わらず素敵な色合わせを見てこの日も感動しちゃった

よく”日によってはオシャレ”みたいな人はいるけど
”いつも雰囲気が違って、かつ毎回オシャレ”という人にはなかなか出会えない
だからこそもっともっと彼女のスタイルを撮りたい
まだ実際には2つしか見てないけど、彼女のスタイルの幅が広いことは容易に想像できたから

6時間バスに乗ってきたあとだったので、少しお疲れ気味
「表情固いからリラックスしてください」って言ってもなかなか変わらなくて
笑った顔がキュートだったのに、写真が苦手で表情が固いのが少し心残りなんだ

だから「申し訳なかったな」って後悔してたけどアンケートのコメントを見ると
「楽しかったです」って書いてくれててホッとした、というか救われた
写真だけ見ると不機嫌なのかな?って思っちゃいがちだけど
そんなことないんだなぁ、とにかく楽しんでくれたならよかった!

話すことや言葉にすること、気持ちを伝えること
いつも大切にしていることはやっぱり大切だと感じた
彼女の「楽しかった」と書かれた文字が、僕の気持ちを180度変えてくれたから
面と向かって言えなくてもいいし、一つのツールに拘らなくてもいい
絵でも文字でも、本当の気持ちだって感じる瞬間はあるから

そんな彼女を撮ったおかげで、人は奥が深くて面白いなと思った
英語が一番苦手なのに外国語の専門学校に行き始めて将来は留学したいって言う彼女
「苦手なのに?」と思わずツッコミを入れたくなっちゃう
出会う人出会う人みんなが僕に様々な感情を与えてくれる
素敵な毎日にありがとうと言いたい